アンテオケ教会

February 26, 2017

 

I アンテオケ教会の背景

1.世界宣教の拠点

以前、ステパノが、大胆に主イエスを宣べ伝えることで迫害を受け、石打の刑によって殉教する話をした。これをきっかけにエルサレムでは迫害が強まり。主イエスを信じた人々はエルサレムから追われてシリヤのアンテオケまで逃げ延びた(19)。

彼らはそれまではユダヤ人にしか宣教をしなかったが、アンテオケに着くと、そこにいたギリシャ人に福音を伝え始めた。するとギリシャ人も救われて、アンテオケにイエス・キリストを信じる者の群れが生まれた。そこでエルサレム教会は、ギリシャ語を話せるユダヤ人のバルナバをアンテオケに遣わして、教会の指導に当たらせた。バルナバは「神のめぐみを見てよろこび、主に対する信仰を揺るがない心で持ちつづけるようにと、みんなの者を励ました。彼は聖霊と信仰とに満ちた立派な人であったからである。こうして主に加わる人々が、大ぜいになった。」(23~24)

多くの人が救われるにしたがってバルナバは指導者が自分だけでは足りないと感じ。そこで思い出したのはサウロ(パウロ)のこと。ご存知のように、かつてサウロは迫害者だったが、イエス・キリストに光の中で出会い、救われクリスチャンになり、伝道者になって郷里のタルソに帰っていた。 バルナバはサウロを捜しに行き、連れ戻ってアンテオケ教会で一緒に教えることになった。

2.クリスチャン「キリストに従う者」の名前が誕生した教会

アンテオケ教会は、バルナバとサウロが大勢の人を教えて、救われる人がどんどん増えて、エルサレム教会に次ぐ第二の教会となった。ところが母教会のエルサレム教会は紀元70年のローマの軍隊に崩壊破滅させられ。その後エルサレム教会を引き継ぐように、13章でアンテオケ教会からパウロたちが遣わされて伝道旅行が開始される。アンテオケ教会はこうして世界宣教の本拠地となった。

今日、私達はイエス・キリストを神の子・救い主と信じる人をクリスチャンと呼ぶ。 この呼び名は紀元40年前後にアンテオケ教会で名付けられた、ニックネームのようなもの(26)。もともとはキリストに属する者とか、キリスト党という意味で多少軽蔑も含まれた呼び名だったよう。英語では語尾にianが付くと追随者(それに従う者)となる。「キリストに属する者」という、名誉あるニックネームと言える。

3.恵みを分かち合う教会

バルナバとサウロという立派な指導者を与えられたアンテオケの教会は、どのような役割を果たしたでしょう。13章では宣教師を派遣していきますが、その前に教会が取り組んだ働きがあります。アガボという預言者が世界中に大飢饉が起こるであろうと預言したところ、事実起こりました。そこでアンテオケの教会ではエルサレムに援助を送ることにしました。彼らはエルサレムの教会からわたしたちは霊的な恵みをいただき、イエス・キリストを信じて救われてこんなに恵まれました。今わたしたちで何かできることがあれば、母教会であるエルサレムの教会で困っている人を助けようではありませんか、と教会内で話が持ち上がったのです。そして「それぞれの力に応じて」義捐金が集められバルナバとサウロに託して送りました。

クリスチャンは「恵まれました。神様に感謝します。」で終わりではなく、自分たちの持っているもので何かをしてゆきたいと思います。「わたしたちは、善を行うことに、うみ疲れてはならない。たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる。だから、機会のあるごとに、だれに対しても、とくに信仰の仲間に対して、善を行おうではないか。」(ガラテヤ6:9~10)

 

 

 

II.アンテオケ教会とJFC

さてこのように見て来ると、アンテオケ教会は私たちのJFCに似ていると、感じるのは私だけではないでしょう。何が似ているのでしょう?

 

1.宣教の教会、

ミッションが中心、人を宣教に送り出す教会、Missionary Sending Church.

アンテオケ教会から、バルナバもサウロ(パウロ)も初めて派遣されて、宣教旅行に赴いた。パウロたちは3度も宣教に出かけて行った。彼らを支え、祈り、送り出したのはこのアンテオケ教会だった。世界で初めて宣教師を送り出した教会。この教会こそ、主イエスの大宣教命令、「全世界に出て行って、福音をのべ伝えなさい。」が実施され、主の福音がどんどん広がっていったと言っても過言ではない。

 

JFCもそんな教会と言える。

 

今までも何人も宣教師を送り出してきた。最初にJFCを創立された松田卓牧師も日本から宣教師として来られた。今も、この教会の中には、何人も日本語を勉強し、これから日本宣教に出かけたいという若い人達がいる。「何人の人が日本に宣教に行きたいと考えていますか?手を挙げてみてください。」

 

ここは素晴らしい特別な教会。JFCは現代のミネソタのアンテオケ教会と言えるのではないか。世界中にキリスト教会は数知れないほどあるが、これだけ宣教Missionに重荷のある教会は、少ないと思う。多くの教会では、宣教は牧師だけ、宣教師1人だけに任せておけば良いと、一般信徒は宣教とは無関係で、ただ礼拝に参加するだけ。Comfort zoneがほとんど全体をを占める教会が多いのは残念。

 

アンテオケ教会という名の教会は、今も、日本にも世界にもたくさんある。どこも、たいていその名の通り、宣教を重んじる教会で、何人もの宣教師を送り出している。アンテオケ宣教会というミッション団体もある。やはりミッションが基礎になっている。

 

バルナバとパウロに代表される、このアンテオケ教会から私たちは学ぶことが多い。

 

2.国際的な教会International Church

アンテオケ教会はギリシャとヘブル語が両方話された教会。

もともとはユダヤ人だけに福音が伝えられていたが、このころから、ギリシャ語を話す人たちにものべ伝えられた。v20 教会にどちらの言語の人達も集まっていたことがわかる。

 

日本語と英語の両方を話すのがJFC。もともとは日本語を中心に始まった集まりだったと思うが…、名称もそれを表している「フェローシップ日本人教会」。今は、アメリカ人や、英語を話す人の方が多い時むある。

 

二か国語ですべてを同時進行している教会は、世界的に見ても多くないと思う。今まで全米を回ってきたので、それがわかる。

礼拝の1部を通訳付きで行なう教会はよくある。英語礼拝をヘッドホーンの通訳付きで。日本語に訳して聞きながら進める教会も、ロサンジェルスやハワイにいくつかある。

時間を変えて、別々に2つの言語で礼拝を持つ所もある。たとえば、10時英語礼拝、11時日本語礼拝と…。が、私たちの教会はユニーク。礼拝のすべてを同時進行している。誰も置いて行かれることがない。英語の人も日本語の人も、いつも忘れられることがない。これは大切なこと。完全バイリンガル教会と言える。

 

教会の中を見回しても非常にInternationalね。ここには、いろんな人が集まっている。老弱男女、いろんな人種、異文化、様々なバックグランドの人達の寄せ集めのようなところ。Melting Potそれが私たちの教会の特徴。国際色豊かなバイリンガル教会。

 

3.周囲に手を差し伸べ、貢献する教会

困った人達や必要な人々に手を差し伸べる教会。他の人達に施しをする教会。それは常に目が外に向いているから可能。宣教もReaching Outだが、この支援も外に向かって行われる。

大飢饉で人々が困ったときは、アンテオケ教会から義援金を携えて、エルサレムに助けに行った。v29,30。

 

JFCも同じく。今も地震で被害を受けた熊本の教会に、義援金を集めて送るようにしている。中野雄一郎先生の奥さんのメイコ夫人が突然脳こうそくで倒れた時は、JFC教会からすぐに援助金を送った。過去にもいろんな所や人達を助けるため、援助している。  

教会は自分たちだけが満足するためのものでなく、他のクリスチャンや、社会にも貢献する所、困った所に施しをするのが良い教会。初代教会の良さを、JFCも持ち続けている。

 

エルサレム教会がホームベース(母体)なら、アンテオケはサテライト教会。JFCミネアポリス(母体)とロチェスター(サテライト)もそれに似ている。どちらも宣教目的で建てられた主の教会であって。周囲のコミュニティーに向けて、日々福音を発信し続けている。

 

私たちはこの素晴らしいJFCに大いに誇りをもって行きましょう。JFCは宣教の教会、インターナショナルな教会、そして、周囲に貢献する教会なのです。他の人達に胸を張ってこの教会のことを伝えましょう。さらに多くの人々をこの教会に誘い、招いて行きましょう。
私は、少しでも日本に興味があると言う人に出会うたびに、JFC教会の名刺を手渡し、教会の良い点をたっぷり宣伝し、必ず来てください。と教会に誘っています。

 

前にも言いましたが、こんな風にです。「JFCは日本語の無料クラスがあって、専門の日本語の先生がいて、日本食がたらふく食べられて、日本語と英語同時で礼拝があって…、これこそ日本に行く次に、日本に近づける所。」と伝えています。 これを伝道と呼ぶなら、毎週のように伝道しています。教会を知らしめることも、私たちの大切なミッションと言えるでしょう。

 

 

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